中古車　情報　チェック

中古車の相場はどのように決まっているのでしょうか？

まず考えていただきたいのは中古車の相場です。中古車はその車種の年式と走行距離で大体の相場が決まっています。

これは全国の業者オークションで毎日のように中古車がセリにかけられ、新車時の価格や現在の需要により値段が決まっていきます。需要もないような中古車は当然値段が低くなりますし、需要のある車の値段は当然高くなるわけです。

つまり自分の欲しい中古車があまりにも相場とかけ離れた安さで売っている場合は、十二分に用心したほうがいいでしょう。

中古車の相場はどこで調べるの？

自分が欲しい中古車の相場がわからない方は、調べる方法はいろいろとあります。 例えば中古車情報誌でもいいですし、インターネットを使ってもいろんなお店の価格が見れます。ここで注目していただきたいのは、中古車の車両本体価格がいくらなのかというところなのです。

・A店では車両本体価格が１０５万円で諸費用などコミコミで総額１３０万円

・B店では車両本体価格が９５万円で諸費用などコミコミで総額１２０万円

・C店では車両本体価格が６０万円で諸費用などコミコミで総額１１０万円

・D店では車両本体価格が１００万円で諸費用などコミコミで総額１１５万円

中古車ですので全く同じ状態というのはありえませんが、似たような状態だった場合はこの中古車は１００万円くらいが相場なんだなとお分かりになると思います。

逆に装備やグレード、走行距離、年式が大体同じなのに「C店」のようにとびきり安いお店はよほど目利きに自信がない限り、購入は避けたほうが無難だと思います。

さて、本題のチェックする箇所ですがまずこのサイトを見ているということは中古車の知識がない方、または中古車選びに自信がない方だと思います。そのような方がうまく修理されている事故の修理跡を見抜くのは正直な話、不可能でしょう。

なのでここではどのようにしてしっかりとした中古車を見つけるのかについて記載します。その方法は中古車のメンテナンスノートをみるということです。整備記録簿とも言いますが、その名のとおり、今までのメンテナンスの記録を記してあるノートなのです。

このメンテナンスノートをみると今までの整備した内容、走行距離、整備事業者などの情報が記載してあるわけです。

メンテナンスノートの情報でなにをチェックするの？

メンテナンスノートには基本的に１２ヶ月点検の整備記録と２４ヶ月点検の整備記録がしてあります。

なので一番見やすいのは１２ヶ月ごとにきちんと整備がされているかどうかです。車検の時しか整備していないような中古車だと、定期的に交換しなければいけないエンジンオイルなどを取り替えていない可能性があります。

つまりエンジンの状態が悪くなってしまっている可能性があるということです。

また、メンテナンスノートの記録簿の記載内容を見ると、その点検時にやった作業内容が記号化されて記載されています。ここで見るのは、整備事業者の欄に押印してある整備事業者の名前です。

例えば、あなたが見ている中古車がトヨタ車で、整備事業者の押印も毎回トヨタのディーラーだった場合は、定期的にある程度のレベルでメンテナンスをしている可能性が高まります。

逆に毎回違う整備事業者の押印がしてある場合は、かかりつけのディーラーや修理工場がなく、しっかりと定期的にメンテナンスをしていない可能性が出てくる訳です。

もちろん毎回違う整備事業者でメンテナンスをし、いい状態を保っている車はたくさんありますが、自信がない方はディーラーで定期的に点検をしていたような中古車から選ぶのが良いと思います。

中古車を買う時の心構え

中古車を買うときはあくまで中古車であり新車ではないという考えを強く持ちましょう。

中古車は前オーナーが乗るのをやめた車両です。もちろん乗り換えだったり、飽きたので手放したというケースもあるでしょう。しかしなんらかの不具合があって手放したというケースもあります。

いくら保証で対応できると言っても、その車がない間は不便を強いられるわけですので、中古車を買うということは、そのような事態も想定した上で購入する意識が必要かもしれません。

とはいえ、やはり新車より格段に値段が安いので理想の中古車を購入することができれば、経済的な負担を減らすことができます。

中古車を探す際に上記の内容をぜひ実践してみてはいかがでしょうか？